高級食材で幻のカニ「アサヒガニ」　串間市で飲食店が参加したフェアが開催中 | 海と日本PROJECT in みやざき

冬の味覚の代表といえば「カニ」ですが、みなさん、「アサヒガニ」はご存じでしょうか?
高級食材で、宮崎県串間市の特産なんです。

その串間市では、「アサヒガニ」の魅力を知ってもらおうと、いま、地元の飲食店が参加したフェアが開催されています。

南九州などに多く生息するアサヒガニ。漁獲量が少なくあまり市場に出回らないため、幻のカニとも呼ばれます。

今月1日にスタートした串間市の「アサヒガニフェア」。市内の5店舗で、アサヒガニを使ったメニューが味わえます。

参加店の一つ、「大乃屋」のおススメはこちらの定食。

アサヒガニの湯がき、みそ汁、から揚げなどで、その上品な味を堪能できます。

（大乃屋　大野千賀女将）
「今の季節、10月、11月、アサヒガニが獲れる旬の時期なんですね、この時期に、ぜひ、皆様に食べて頂きたいと思っております」

去年に続き2回目の開催となるアサヒガニフェア。
前回が好評だったため、今年は、去年の倍となる200キロのカニを確保したということです。

（串間市水産係　矢野寛昌さん）
「アサヒガニは、資源を管理しながら漁獲している大変貴重なものになります。PRして、さらに特産化を、串間市のアサヒガニとして目指していきたいと思っております」

特産でありながら、地元、串間では、ほとんど食べる機会がなかったという高級食材。
アサヒガニフェアは、今月末まで開かれています。