レポート
2024.05.28

宮崎市で釣り上げられたのは沖縄以北にはいないはずの凶暴なサメ”オオメジロザメ”なぜ?

主に熱帯域に生息し、凶暴なサメとして知られるオオメジロザメですが、先月、宮崎市の大淀川で釣り上げられました。 なぜ、宮崎に現れたのか?その理由を調べました。 釣り歴30年以上の河野喜一郎さん。先月、大淀川の河口付近で釣りをしていると… 河野さんが釣り上げたのはなんと「オオメジロザメ」。 河野さんは40分間にわたりサメとの攻防を続け、およそ200メートル下流で釣り上げました。

オオメジロザメの体長は1メートル26センチ、重さは18.5キロ。 現在、神奈川県の博物館に、標本として保存されています。 主に熱帯に生息し、沖縄より北には生息しないとされていたオオメジロザメが、なぜ、大淀川にいるのか。 宮崎大学出身で日本さかな専門学校の講師、緒方悠輝也さんに聞いてみました。

 

(日本さかな専門学校講師 緒方悠輝也さん) 「最近海水温が少しずつ上昇していることもあって、こちら(宮崎)にも出てこられるようになっているのではないかなと思っている」 「こういうサメが身近にいるということを知ったうえで、水辺に近寄ることが大事。何か違和感感じたら、すぐに水場から離れるとか、流血した状態で水に近寄らないとか、遠目に見て何か魚の死骸、食われたような魚の死骸とかがあるようなら近寄らないとか、遭遇する前にそういうことを徹底するしかないと思う」

5月17日 MRTテレビ「Check!」より抜粋

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