宮崎市の菊地嘉継(きくち よしつぎ)さん78歳は、10年ほど前から地域の人たちと一緒に、宮崎市一ッ葉の入り江で、絶滅危惧種に指定されている「コアジサシ」を守る運動などに取り組んでいます。菊池さんは、「私にとって海、特にこの入り江は“心のふるさと”と言えると思います。」と話し、一ッ葉にコアジサシの雛が育つ環境を作ろうと、巣作りのための“浮島(うきしま)”を作製。天敵のカラスに荒らされてしまうという悲劇がありましたが、それでも2羽の雛が元気に巣立ちました。コアジサシが安心して子育てできる環境を作りたいと願う菊池さんは、「海は、人々の心の癒しになってくれますから、入江を大事にする気持ちをもっていただければ。」と話していました。
「海は心のふるさと」宮崎市菊池嘉継さん
イベント名 | 海活インタビュー編② |