日南市にある県立高等水産研修所の研修生12人が、カツオ1本釣り漁の乗船実習に出発しました。出港式では、研修生を代表して籾田貴輝さんが、「知識や技術を身に付けられるよう実習に励みます。」と決意を述べました。研修生たちは、県漁業調査取締船「みやざき丸」で、12日間に渡り、長崎沖や南西諸島海域で、カツオ一本釣りや魚の保存法の技術などを学びました。カツオ一本釣り漁全国一の漁獲量を誇る日南市ですが、カツオ漁は全国的に不漁とされていて、日南市内にある4つの漁協の今年8月までの水揚げ量は、およそ1万6500トンと、去年の同じ時期を3500トン下回っています。
県立高等水産研修所の研修生がカツオ一本釣り漁の乗船実習に臨みました。カツオ漁が全国的に不漁とされる中、水揚げの回復とともに、乗船実習に参加した研修生の技術向上にも期待がかかっています。
イベント名 | 「みやざき丸」乗船実習出港式 |
日程 | 9月6日(火) |