新型コロナウイルスの影響で魚の取り引き価格が低迷する中、カツオ一本釣り漁が今年も始まり、2月1日夕方、日南市の港から今年最初の漁に向けて、漁船が出港しました。
日南市南郷町の目井津港では、カツオ漁船の乗組員らが午後4時ごろから出港の準備に取り掛かった後、関係者が豊漁と航海の安全を祈願しました。
日南市にある漁協では、カツオの水揚げ量はここ数年、低迷が続いていて、魚の取り引き価格も新型コロナウイルスの影響を受けているということです。
竜喜丸の日高陽祐 船頭は「やはりいちばんは、航海安全と、その次に大漁になればと思っている。早く新型コロナウイルスが収束して、例年のように魚が売れるといい」と話していました。
このあと漁船は、大漁旗をなびかせて家族らに見送られながら最初の漁場となる小笠原海域へ向かいました。カツオ漁は、群れを追って三陸沖まで北上しながら11月下旬まで続きます。
イベント名 | カツオ一本釣り漁船が初出港 |