レポート
2019.03.18

串間市の養殖業者が国際認証基準ASC取得しブリの輸出開始

こんにちは!海と日本プロジェクトinみやざきメッセンジャーの廣末 圭治です。きょうは新たな国際認証を取得して海外に輸出される魚の話題です。自然環境や地域社会などに配慮した養殖業者に与えられる国際的な認証基準にASCというものがあります。このASCを取得した串間市の養殖ブリが、14日、初めて海外に向けて出荷されました。

 ASCの認証を取得したのは、串間市でブリの養殖から加工までを行う黒瀬水産です。国際的な養殖水産物の生産基準ASCの取得には、環境にやさしく、労働者や地域社会にも配慮する取り組みが必要で、国内の業者で認証されるのは2番目、ブリ養殖では世界で初めてです。 14日は、認証後初めてブリが出荷されラベルの貼られた冷凍の切り身およそ2.7トンが次々にトラックに積み込まれていきました。

 14日出荷されたブリの切り身は、イギリスなど、ヨーロッパ各国に輸出されることになっています。黒瀬水産では、新年度18万トンの輸出を予定しています。

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