日南市南郷町の大島では体験型アートイベント「大島ミュージアム」が開かれています。 島全体を博物館に見立てたイベント、「大島ミュージアム」は、来年、宮崎県内で行われる国文祭・芸文祭に向けたさきがけプログラムの一つとして、10月17日から始まりました。ミュージアム期間中は大島へ渡る乗船料が無料になっています。
ミュージアムのテーマは、「人と自然とアートの融合を体験する」。宮崎の巨樹100選に選ばれ、島の象徴となっている「アコウの木」の周りには秘密基地が作られ、ブランコなどの遊具が備えられています。このほか、島には、秘密基地が5か所に作られていて、中で休憩したりお弁当を食べたりと、思い思いに楽しめます。
こうした作品製作には、様々な世代や業種の人たちがかかわっていて、鯉のぼりが泳ぐこのエリアには、地元の子供たちが描いた作品が展示されています。
また県出身や県内在住の8人のアーティストの作品も展示されイべント終了後も飾られることになっています。
豊かな自然や作品と触れ合いながら島全体が楽しめる南郷大島ミュージアム。島の魅力を発信する大きなきっかけとなっているようです。
大島は、ピーク時の1950年代には、およそ400人が住んでいましたが現在、住んでいる人はいません。イベント終了後も様々な利用が広がるといいですね。イベントは12月6日までです。
写真:MRTニュースNextより
イベント名 | 体験型アートイベント「大島ミュージアム」 |