イセエビの資源確保に向けた取り組みです。日南市で「イセエビコレクター」という人工海藻を使ってイセエビを増やす取り組みが行われています。
日南市漁協ではイセエビ漁を安定して続けていくため、3年前から日南市と協力してイセエビコレクターと呼ばれる人工海藻の設置を進めています。
イセエビコレクターは卵からふ化したイセエビを成長させるための装置。水深およそ3メートルに設置されたイセエビコレクターを引き上げ幼生の数を調べました。
今回はおよそ40匹の幼生が確認されました。
(日南市漁協・関屋吉啓総務課長)「いま採れた稚魚を今から今度は放流していってまた今後の9月からの盛漁期に備えたい」
日南市内にはこのほか3つの漁港にもイセエビコレクターが設置されているということです。
MRTテレビ 7月11日放送「Check!」より