レポート
2018.11.22

日向・細島灯台や日南・鞍埼灯台など3つの灯台が国の有形文化財に

こんにちは!「海と日本プロジェクトinみやざき」メッセンジャーの宇田川紗稚です。きょうはうれしいニュースです!日向市の細島灯台や日南市の鞍埼灯台など、県内3つの灯台が国の有形文化財に選ばれました。

日向市の「細島灯台」は1941年、昭和16年に建設された高さ11メートルで、日本財団と日本ロマンチスト協会の「恋する灯台」にも認定されています。

細島灯台

 

そして、日南市南郷町大島の南端にそびえる「鞍埼灯台」は、日本で初めてとなるコンクリート造りの灯台として1884年、明治17年に建設。「近代化産業遺産」にも指定されています。イギリスの建築法を取り入れたこの灯台。灯りを放つ先端部分は、日本の灯台としては珍しい十二角形で作られ、油津港や目井津港に向かう大型船や漁船などの重要な指標になっています。

鞍埼灯台

また串間市の、県最南端にある1929年、昭和4年建設の「都井岬灯台」は日本の灯台50選にも選ばれていて、九州で唯一内部を見学できる灯台として観光名所になっています。

都井岬灯台

このほか、宮崎県内では灯台以外にも日南市の服部植物研究所も登録され、これで県内の国の登録有形文化財は102件になったそうです。

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