地元の漁師による海の環境を守る活動です。11月27日朝、宮崎市の沖合で宮崎市の漁師たちが小型の底曳網漁船を使って、網を引き揚げる作業にあたりました。網に絡まっていたものとは…?
午前7時。宮崎市の大淀川の河口から清武川の河口にかけて、地元の漁師たちが小型の底曳網漁船5隻を使って、海底に沈めた網を引き揚げる作業にあたりました。
網にからまっていたのは…生活ごみ。漁師たちが、行っているのは「漁」ではなく、清掃活動です。
この活動は、海底に沈んだゴミにより、漁獲量が減少するなどの影響がでることから地元漁師たちが30年以上にわたり取り組んでいるものです。約4時間にわたる清掃活動で集まったのは、ペットボトルに空き缶、それにゴルフボール!約1.5トンのタンクにたくさんのゴミが貯まりました。
漁師たちは「きょうは少ない方。(いつもはゴミで)船いっぱいになる」「海にゴミが落ちていること自体悲しい。漁の妨げにもなる。みんながルールを守ってやればゴミは出てこないので自分の周りからきっちりやれたらいい。自分自身にも言いたい」と話し、宮崎のきれいな海を守るためにルールを守ってほしいと訴えていました。
イベント名 | 海を守れ!漁師たちが底引き網漁船で清掃活動 |