こんにちは!海と日本プロジェクトinみやざきメッセンジャーの廣末 圭治です。全国で初の沿岸から海の状況を広域的に観測するレーダーが宮崎県に登場です。日向灘の潮の流れや波の高さを観測する海洋レーダーが日向市と宮崎市にこのほど完成し、運用が始まりました。
このレーダーは、宮崎県が1億8120万円をかけて整備したもので、日向市美々津と宮崎市郡司分に9本のアンテナなどが設置されています。レーダーは、1時間に1回、アンテナから発射した電波で日向灘の沖合100キロまでの潮の流れや波の高さのデータを測定します。
観測されたデータはインターネットで公開され、漁業者は沖合海域の状況を把握することで漁船の出航や漁場選択の判断材料に活用することができます。
宮崎県日向灘海洋短波レーダ海況情報表示システムのページより
沿岸から海の状況を広域的に観測するレーダーが運用されるのは全国で初めてでだそうです。