神武天皇のお船出伝説に由来する「おきよ祭り」が、15日の朝早く行われ、子どもたちの元気な声が地域に響きました。
「おきよ祭り」は、神武天皇が、日向市美々津から東征する際、天候が変わって、急きょ出発することになり、住民が見送りのため、寝ている人たちを起こして回ったことに由来するものです。
15日朝は、夜明け前から子どもたちが笹竹(ささだけ)を使って「起きよ、おきよ」と民家の戸を叩いて回りました。
「起きよ、起きよ」
(参加した小学生)「笹を持って家を起きよ起きよと言って叩くのが楽しかった」「あんまり起きてくれない家とかあったのでそれを起こすのが大変でした。これからも続けてほしいと思います」
このあと、神武天皇に献上した美々津名物の「つきいれ団子」を作り、伝統行事への関心を深めていました。
9月15日 MRTニュースより