宮崎県が宮崎港内に整備していた避難高台がこのほど完成し、10月26日、この高台を使った避難訓練がありました。これまで宮崎港には、港内で働く人や港を訪れた人を守る避難施設がありませんでした。そこで大津波にも対応できる施設をと整備が進められていたものです。完成した避難高台は、高さ13.5メートルで、およそ1300人が避難することができます。関係者およそ200人が参加して行われた訓練は、南海トラフ巨大地震クラスの地震が発生したとの想定で行われ、およそ20分で全員の避難が完了しました。県では、今年度中に、避難高台をさらに1基完成させるほか、来年度以降、みやざき臨海公園にも約3300人が避難できる高台も整備する方針です。
宮崎港内に完成した避難高台を使って、避難訓練が行われました。地震、津波への備えとして重要な訓練となりました。
イベント名 | 避難高台を使い、津波想定の避難訓練 |
参加人数 | 200人 |
日程 | 10月26日 |
場所 | 宮崎港 |