レポート
2018.08.22

門川湾をクルージング

こんにちは!海と日本PROJECTinみやざき メッセンジャーの宇田川紗稚です。門川湾で観光クルージングの試運転が行われました。門川の魅力的な海の景色を、新たな観光資源につなげようと初の取り組みなんですよ。

このクルージングは、門川町観光協会などが実施しているもので8月10日に初めて、試運転が行われました。
コースは、3キロから14キロまでの4種類で、カンムリウミスズメの世界最大の繁殖地として知られる枇榔島や遠見半島などを巡ることができます。

このうち、遠見半島、東側の「岬権現」で柱状節理の断崖絶壁に祀られた「社」を見ることができます。

こんなところに神社があるんですよ。

門川町観光協会・大石 隆治事務局長に聞いてみると「この海に面していて、海の安全、地域の安全、もろもろを守る神様」ということで門川町渡船組合・池田 仁組合長の話では「ただこれが、どうやって建てられてどこから物を運んできたかは資料が残っていない」ということでした。ますます気になりますね。

また乙島の南側には、入口の高さ14.4メートル奥行き63メートルの「茶屋の大門」と呼ばれる大きな洞窟もあります。福岡県の糸島市には「芥屋の大門(けやのおおと)」という同じような大きな洞窟があるそうですが門川湾は「茶屋(ちゃや)」なんですね。門川町観光協会 大石 隆治事務局長は「海に出ないと見られない景色がほとんどです。 門川町民も知らない人が多いんです。そこを広げていきたい」と話していました。
門川町観光協会などでは、来月まで試運転を重ね、10月以降の本格運行を目指すことにしています。
     

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