魚のすみかや産卵場所となる藻場(もば)を守ろうと高校生や日向市の市民グループが参加して、ウニの駆除活動が行われました。この活動は、日向市平岩地区の漁師らで作る市民グループが、「藻場」と呼ばれる海藻が茂る場所の再生を図ろうと取り組んでいるものです。宮崎海洋高校の2年生11人が環境学習の一環として参加。市民グループのメンバー7とともに海に潜り、棒などを使いながら海藻を食い荒らすウニを駆除しました。
(参加した宮崎海洋高校2年生)「ウニは結構思った以上にいっぱいいたし最初はつぶすのが難しかったです」「釣りとかして海に結構触れる方だからこういうのに協力できてとてもうれしいです」
日向市によりますとこうした活動により平岩地区の藻場の面積は、およそ10年前に比べ20倍に増えているということです。
MRTテレビ 1月10日放送「Check!」より