カレーで、近海かつお一本釣り漁日本一を広めます。日南市では、地元で獲れたかつおを使ったスパイスカレーが発売されました。この商品は、日南市南郷町の外浦港に水揚げされた新鮮なかつおと12種類のスパイスを使用した本格インドカレーで、外浦漁業協同組合が1年前から開発を続けてきました。
外浦港は、室町時代から海外との貿易で栄えた歴史があり、当時のポルトガルの地図にはアルファベットで「TENORA」の文字が記されていました。そこで、地元の漁業協同組合は加工品のブランド名「Tenora(テノーラ)」を考案、今回の商品は、「Tenora」ブランドの第1弾として販売されるということです。
外浦漁業協同組合 古川三記子さんは「この商品をきっかけにかつおのおいしさと日本農業遺産に認定されている近海かつお一本釣り漁業のことも皆さんに知ってもらえたらと思っている」と話していました。
『テノーラかつおのスパイスカレー』は道の駅なんごうと外浦漁業協同組合で販売されています。カレーに入っているかつおの一番おいしい食感を探るため加熱時間を数えきれないほど研究してきたということです。
現在は、かつおのピクルスの商品化を計画中ということで、テノーラシリーズが楽しみですね。
MRTテレビ 7月19日「Check!」より
イベント名 | かつおを使ったスパイスカレー発売 |